オーディオラボ オリジナルのプリメインアンプです。
配線は全てオーディオラボオリジナル銀単線による手配線です。
筐体左側は正負独立のスイッチング電源ユニットです。もちろんそのまま使用しているわけではなく、37年に渡るオーディオラボの音質改善技術、その集大成とも言える改良措置が施されています。
右側がパワーアンプブロック。これはパワーICをブリッジ接続しており、吟味された最小限の高性能パーツを用いて、プリント基板を使用しない手配線にて回路を仕上げてあります。
SP出力手前の小さい基板はリレーによる保護回路です。リレー内部の配線にも銀単線を使用しています。
そして前面のボリューム直近にプリ基板があります。パワー部同様に吟味された最小限の外付け部品にて回路を構成。基板を使用していますがプリント基板ではなく、銀単線による手配線です。銀の電子速度に見合う部品を選択、採用しています。
音が出る寸前の空気の揺らぎをも再現。歌い手や楽器が眼前に浮かび上がるのではなく、空間に確かな密度を持って存在します。生楽器だろうと電子音だろうと分け隔てなく豊かな旋律と確かな律動を持って描きます。
今から4年ほど前ですが私物でこのアンプよりも2世代ほど前のプリメインアンプを使用していました。巨大なRコアトランスとブロックコンデンサによるリニア電源を使用したものです。プリ部とパワー部はこのアンプよりも高性能なパーツを使用しています。しかし、それでも、このアンプを聴いてしまうと、音が古臭くて聴けなくなってしまいました。
開放感が圧倒的に足りない。聴いてて身体が動かない。このアンプは新旧アニソンだろうとモー娘。だろうと平沢進だろうと何を聴いても身体が無意識に動き出しますし歌ってしまいます。もちろん音量は控えめでも。
揺るがなく雄大で、かつ反応が速い低域の下支えをベースにして、豊かな中域からスムーズにハイトーンまで伸び切っています。あらゆる音は聴こえているのに音楽の構成要素としてまとまっている。未だに聴こえてなかった音があったのかよ、と曲を変えるたびに呆れ続けています。さらにタメの表現が完璧なので、半端無くリズムに乗りやすいのです。
正しく手を入れられたスイッチング電源であれば、リニア電源に劣ることなどもうありません。
入力
ラインレベルRCA 4系統
出力
37W+37W(4Ω時) バインディングポストによるSP出力 1系統
AC電源ソケット
ノイトリックのパワコン仕様
付属品:AC電源ケーブル
なお、受注を持って製造を行いますので、お届けまでには数週間のご猶予を頂く可能性もございますことをご了承願います。
製造元のオーディオラボ様web site
https://www.audiolabo.co.jp/products_audio.html